COLUMN

開発室から Vol.1 ダルヤの香りに、ほっとしたのがはじまりでした

スープカレーシリーズ開発責任者の藤原です。

常日頃、フランスの食文化には、
日常の中にさりげなく高揚感を取り入れる、
独特の美意識があると感じています。

私が食事に求めていたものも、
強く癒されることより、
気分が少し上向くような感覚でした。

おしゃれで、少し贅沢で、
日常から半歩外に
連れ出してくれるような時間です。

今回のスープカレーシリーズの
開発の過程で出会った、
フランスの老舗紅茶商
ジョルジュ・キャノン社の
ハーブティー「DARYA(ダルヤ)」は、
まさにその感覚に近いものでした。

フェンネル、ローズマリー、リンデン、
バジル、タイム、レモンバーム、
ジンジャー、ラベンダー。

8種のハーブが重なりあい、
華やかさの中に静かなスパイス感を残す香り。

スープカレーに合わせたとき、
印象的だったのは食後の余韻でした。
香りが強く残るのではなく、
スパイスの先にすっと溶けこむように続く。

「ダルヤ」にはペルシャ語で“流す”
という意味があるとか。
それを知ったのは後からでしたが、
名前の通り、食後の気分を整えてくれるような
感覚がありました。

高揚感も、贅沢さも、きちんとある。
それでいて主張しすぎない。

新しいシリーズの目玉に
ダルヤを選んだ理由は、
このスープカレーが目指した余韻と
重なったからです。